【桜木花道 モデル】の候補を分析。デニスロッドマンとの共通点を徹底解説！

この記事では、スラムダンク主人公の桜木花道。その桜木の「モデルとなった選手がデニス・ロッドマンと言われているのは何故なのか？」を掘り下げて書いています。

プレースタイルや破天荒な性格、ほかに似ている選手はいないのかを考察しています。さらには、赤木、三井、宮城、流川のモデルもさらっと解説しています。

この記事を読めば以下のポイントがわかります。

記事のポイント

・桜木花道モデル選手としてデニス・ロッドマンが選ばれる理由
・チャールズ・バークレーがモデル選手ではないとされる背景
・桜木花道の変なフリースローや履いているバッシュのモデル
・流川楓や宮城リョータ、その他キャラクターとNBA選手の関係

＞＞＞参考：湘北高校のキャラクター紹介記事

桜木花道モデルはだれ？デニス・ロッドマン説を解説

モデル選手 有力候補を紹介

桜木花道のモデル選手といえば、デニス・ロッドマンがもっとも有名です。しかし、デニス・ロッドマンのほかにもチャールズ・バークレーじゃないかと言われています。

この２人の選手と、桜木の個性的なキャラクターやプレイスタイルにどんな共通点があるか考えてみます。

デニス・ロッドマンは赤い髪やリバウンドへの執着心、身体を張ったプレイスタイルで桜木を彷彿とさせます。一方で、チャールズ・バークレーは力強いプレイと明るいキャラクターが桜木花道と似ています。

デニス・ロッドマンがモデル選手とされる理由

桜木花道のモデルがデニス・ロッドマンをモデルと言われているのは、だれもついていけない身体能力を武器としたリバウンダーというプレースタイルがもっとも大きい理由でしょう。

どちらもリバウンドに関しては、全国のトッププレイヤー、NBAのスター選手でさえも叶いません。デニス・ロッドマンはNBAで7年連続リバウンド王を獲得した実績があり、その特徴あるプレイスタイルは、桜木のリバウンドに対するこだわりと一致しています。

さらに、ロッドマンのハデな髪色や破天荒な性格は、桜木のエネルギッシュなキャラクターに近い部分があります。作者の井上雄彦氏は公言こそしていないものの、これらの共通点が「モデルはロッドマン」と言われる大きな理由です。

チャールズ・バークレーはモデル選手ではない？

一部では桜木花道のモデルとなった選手はチャールズ・バークレーとも言われています。これは作者の井上雄彦氏が「桜木花道のモデルはロッドマンではなく、どちらかというとバークレーだ」と発言したところから来ています。

バークレーは過度なハッスルプレイや奇想天外な言動からくるやんちゃなイメージが桜木花道を思い出させます。

しかし、バークレーは得点能力も非常にたかく、オールラウンダーとして非常にすぐれた選手です。これに対して桜木花道は、初心者でありながらリバウンドを中心にチームに貢献する姿が描かれています。

そのため、「得点能力やバスケットスキル」という点では、共通点がありません。

これらを踏まえると、チャールズ・バークレーは桜木花道の一部モデルには影響をあたえたかもしれません。しかし完全に一致するモデル選手とは言いきれないでしょう。

桜木花道の変なフリースローにもモデルがいる？

原作で描かれている桜木花道のフリースローといえば、両手で持って下手投げという変わったシュートの打ち方をしています。これのモデルになったのは、リック・バリーという元NBA選手です。

リック・バリーはフリースローの際に「アンダースロー」という独特なフォームを用い、その成功率はキャリア通算成功率90%以上をほこる。

このスタイルは効率的で正確性が高いものの、プロ選手が見せることは少ない。「アンダースロー」というバスケットの常識をくつがえすフォームのため、チャレンジする人がそもそも少ないのだろう。

しかし、リック・バリーのアンダースローは、その成功率からもわかるように合理的な技術として伝えられている。

桜木花道のバッシュモデルは？

桜木花道が作中で履いているバッシュには、実在したモデルがあります。 特に有名なのが、ナイキの「エアジョーダン 1 レトロ ハイ “ブレッド”」です。

このバッシュは、バスケットボールの神様といわれるマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデルの第一弾であり、桜木が作中のスポーツショップの店主から譲り受けたエピソードがあります。

耐久性とパフォーマンスを考慮した設計であり、湘北カラーである赤と黒のカラーリングが特徴的です。桜木花道が履くと、彼のキャラクターや成長をより、象徴しているように見えます。

桜木花道 モデルはロッドマンで有力 他の選手は？

流川楓のモデルはマイケル・ジョーダン説の根拠

流川楓のモデルがマイケル・ジョーダンなのは有名な話しです。その理由は、外見やプレースタイルの共通点があげられます。

たとえば、流川が左手につけているリストバンドは、ジョーダンが試合で着用しているたものと同じ場所であり、この点からもジョーダンへのオマージュが見られます。

さらに、流川のプレースタイルもジョーダンを彷彿とさせます。 特に、ダブルクラッチやフェイダウェイシュート、ダンクシュートといった技術は、ジョーダンの代名詞とされるプレイとおなじ。 また、無口でストイックなキャラクター性も、ジョーダンのイメージと重なります。

これらの要素から、流川楓のモデルがマイケル・ジョーダンである可能性は高いですが、完全なコピーではなく、ジョーダンの象徴的な部分をとり入れたキャラクターと判断するのが良いでしょう。

宮城リョータのモデルとされるNBA選手の特徴

宮城リョータのモデルとして言われているのが、元NBA選手のケビン・ジョンソンです。ケビン・ジョンソンは、はやいスピードと瞬発力を武器に活躍したポイントガードでです。

彼のプレイスタイルは宮城の小柄ながらも果敢に切り込むプレーと一致しており、さらに卓越したパスセンスでチームを支えるすがたも宮城リョータと似ています。

ケビン・ジョンソンは、身長185センチとNBAの中では小柄ながら、鋭いドライブやアクロバティックなレイアップで相手のディフェンスを切り裂いてきました。（2024年12月現在のNBAの平均身長は約199.4cm）。

彼のプレーは「スピードの魔術師」とも呼ばれており、宮城リョータの卓越したスピードとパスセンスでチームを引っ張るプレーと一致します。

ふだんは冷静な宮城リョータとケビン・ジョンソンが時折見せる情熱的な一面。それらも含めて宮城リョータのモデルとしてケビン・ジョンソンが挙げられる要因です。

＞＞＞参考：宮城リョータの名言記事

三井寿のモデルと言われている選手

三井寿のモデルとしてよくあげられるのは、元NBA選手のレジー・ミラーです。 レジー・ミラーは「あきらめの悪い男」として知られ、チームが苦しいときに真価を発揮するシューティングガードです。彼の正確な無比な3Pシュートと精神的な強さは、三井寿のプレースタイルと非常によく似ています。

特に有名なエピソードは、1995年のNBAプレーオフで見せた「ミラータイム」と呼ばれる奇跡の逆転劇です。 レジー・ミラーは、残り数秒の試合で立て続けにスリーポイントシュートを決め、チームを勝利に導きました。

このように、絶体絶命の状況でもあきらめず、自身の能力を最大限に発揮するすがたは、3Pシューターとしてチームを救う三井寿のキャラクターと完全に一致します。

さらに、レジー・ミラーはオフ・ザ・ボールの動きにも優れ、味方のスクリーンを活用してフリーになる能力が高い選手でした。

三井寿も、試合中に巧みに動きまわり、ノーマークの状態でシュートを放つプレースタイルは、二人のキャラクター性を裏付けるものと言えるでしょう。

三井が持ち続ける精神的な強さは、ミラーが多くの逆転劇で見せた姿と重なり、視聴者にとって共感を呼ぶ要素となっています。このため、三井寿のモデルとしてレジー・ミラーが挙げられるのは、非常に説得力があります。

＞＞＞参考：三井寿の名言記事

赤木剛憲 モデルのキャプテンシーと共通点

赤木剛憲のモデルとして頻繁に挙げられるが、NBAの名センターであるパトリック・ユーイングです。 ユーイングはその卓越したリーダーシップとゴール下での存在感で知られ、赤木の高校生離れしたキャプテンシーと多くの共通点が見られます。

赤木剛憲は、努力を継続する姿勢とつよい責任感をもち、湘北の精神的支柱としてチームを引っ張ります。ユーイングもまた、ニューヨーク・ニックスのリーダーとして、長年チーム中心を務めました。

特に、ゴール下での圧倒的な存在感や体をはったプレーは、赤木とユーイングの大きな共通点です。また、赤木高校生離れした体格をいかしてディフェンスする姿は、ユーイングと完全に一致します。

このように、赤木剛憲とパトリック・ユーイングは、プレースタイルだけでなく、キャプテンシーにおいても多くの共通点を持っており、赤木剛憲のモデルとしてパトリック・ユーイングが挙げられるのは必然でしょう。

＞＞＞参考：赤木剛憲の名言記事

まとめ　桜木花道のモデルはデニスロッドマン