【スラムダンク 魚住】の魅力とは?身長や名言・プレースタイルを解説!

この記事はアフィリエイトを紹介しています

【スラムダンク 魚住】の魅力とは?身長や名言・プレースタイルを解説!

『スラムダンク』に登場する魚住純は、陵南高校バスケ部の主将として活躍した選手です。202cmという圧倒的な身長とフィジカルの強さを持ち、湘北の赤木剛憲とライバル関係を築きました。

チームを支える縁の下の力持ちとしての役割を果たしながらも、試合中に感情を爆発させる場面が多く、海南戦では退場するシーンも描かれています。

記事のポイント

  • 魚住純のキャラクター像を知れる
  • 身長やプレースタイル、赤木とのライバル関係
  • 残した名言や、有名な退場シーン
  • 映画での登場や声優情報を知れる

作中では「ビッグ・ジュン」や「ボス猿」などのあだ名で呼ばれ、ファンの間でも印象に残るキャラクターです。また、「お前は鰈(カレイ)だ、泥にまみれろよ」などの名言を残し、特に山王戦では赤木に重要な助言を送る存在となりました。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、「客席のどこにいるの?」と気になった人も多いでしょう。出番は少ないものの、しっかりと描かれています。

また、板前姿でかつらむきを披露し、かつてのライバル赤木を励ます場面は原作ならではのユニークなシーンとして有名です。

この記事では、スラムダンクに登場する魚住のプレースタイル、名言、映画での登場シーン、声優について詳しく解説します。

スラムダンク 魚住純のキャラクター像と魅力

スラムダンク 魚住純のキャラクター像と魅力
画像出典:新装再編版3巻より

ポイント

・陵南高校バスケ部・魚住純

・身長・体格とプレースタイル・退場も多い?

・あだ名はある?

・赤木剛憲との熱いライバル関係

陵南高校バスケ部・魚住純

陵南高校バスケ部・魚住純
画像出典:新装再編版12巻より

スラムダンクに登場する魚住純は、陵南高校バスケットボール部の主将です。彼の存在は、チームの精神的支柱でありながら、試合では縁の下の力持ちとして活躍しました。

陵南高校は神奈川県内でも屈指の強豪校として知られ、毎年インターハイ出場を目指してし烈な戦いを繰り広げています。その中で、魚住は長身とフィジカルの強さを活かしたセンターとして、チームのゴール下を支えてきました。

しかし、魚住は最初から強い選手だったわけではありません。入学当初は基礎練習すらまともにこなせず、挫折しかけた時期もありました。それでも監督の田岡茂一監督の叱咤激励をうけ、自身の役割を見出して成長していきます。

この努力の積み重ねにより、主将としての責任感も強くなり、チームの精神的な柱としての役割を果たすようになりました。

最終的に、陵南高校は湘北高校に敗れ、インターハイ出場を逃しましたが、魚住は引退後もチームを気にかけ、後輩たちを見守る存在として描かれています。

身長・体格とプレースタイル・退場も多い?

身長・体格とプレースタイル・退場も多い?
画像出典:新装再編版11巻より

魚住純の最大の特徴は、その規格外の身長と体格です。彼の身長は202cm、体重は90kgと、日本の高校バスケ界では非常に大柄な選手です。これは、同じポジションのライバルである赤木剛憲と並んで、県内トップクラスのサイズを誇ります。画像出典:新装再編版3巻より

その体格を活かし、魚住はセンターとしてゴール下での守備やリバウンドに特化したプレースタイルを確立しました。赤木が攻撃的なプレーで得点を狙うタイプなのに対し、魚住は周囲を活かすスタイルを貫きます。

自らがチームの主役となることよりも、仲間の活躍をサポートすることを重要視し、スクリーンプレーやボックスアウトを駆使してチームの得点機会を増やしていました。

一方で、フィジカルの強さを活かしたポストプレーやリバウンド争いでは、赤木と互角に渡り合えるだけの能力を持っています。しかし、オフェンス面では赤木に比べて得点能力がやや劣り、特にフリースローが苦手という弱点がありました。

そのため、得点源としての役割を担うことは少なく、試合の流れを支えるプレイヤーとしての役割を果たすことが求められていました。

一方で魚住は、感情を爆発させやすい性格のため、時に冷静さを欠く場面もありました。特に、海南戦では審判の判定に納得できず抗議し、結果としてテクニカルファウルを取られてしまい退場となる場面が描かれています。

こうした精神的な未熟さが、彼のプレースタイルに影響を与えることもありました。それでも、魚住の存在が陵南高校にとって大きな支えであったことは間違いありません。

魚住純は仲間を活かし、チームのために尽くすことを信条とするセンターとして描かれています。その姿勢こそが、彼のプレースタイルを特徴づける重要な要素だと言えるでしょう。

あだ名はある?

あだ名はある?
画像出典:新装再編版3巻より

魚住純には、作中でいくつかのあだ名が登場します。その中でも特に有名なのは「ボス猿」です。このあだ名は、桜木花道が魚住の見た目をもじってふざけてつけたものです。

しかし体格の大きさと威圧感を考えると、彼のキャラクターを的確に表しているとも言えるでしょう。

また、魚住は「ビッグ・ジュン」という異名も持っています。これは、彼の202cmという長身と、それに見合ったフィジカルの強さに由来するものです。

バスケットボールのセンターとして圧倒的な存在感を誇り、県内でもトップクラスの大きな体を持つ選手だったため、この呼び名が定着しました。

一方で、試合では赤木剛憲の最大のライバルとして知られ、互いに競い合う間柄でした。しかし、前述のとおり赤木と比べるとオフェンスの能力がやや劣ります。

魚住は赤木をライバル視しながらも、自分にあった「チームを支えるプレースタイル」を選びました。この背景もあり、彼は「チームの縁の下の力持ち」としての評価を受けることが多かったのです。

魚住純にはコミカルなあだ名から、彼のバスケットボールにおける役割を示す異名まで、さまざまな呼び名が存在します。いずれも彼のキャラクターやプレースタイルを的確に表しており、ファンの間でも印象に残るポイントとなっています。

赤木剛憲との熱いライバル関係

赤木剛憲との熱いライバル関係
画像出典:新装再編版13巻より

魚住純と赤木剛憲は、神奈川県の高校バスケ界において最も激しく競い合ったライバル同士です。彼らの関係は、単なる対戦相手以上の特別なものです。

魚住は陵南高校、赤木は湘北高校の主将として、それぞれのチームをひっぱってきました。試合では互いにゴール下で激しくぶつかり合い、そのたびにどちらが優れたセンターなのかを証明しようとする姿が描かれています。

しかし、2人の違いはプレースタイルにも表れています。赤木はオフェンスで積極的に得点を狙う主役型のセンターであるのに対し、魚住は「自分は主役じゃなくていい」という考えのもと、チームメイトを活かすプレースタイルです。

仙道彰や福田吉兆といった優秀なスコアラーがいる陵南高校では、自らを支える側に回ることを決意し、ゴール下の要としてチームを支えました。

しかし、試合になると感情にムラがでることも。海南戦で退場処分を受けときは、赤木からも「キャプテン失格だ」と厳しい言葉をいわれていました。

それでも、魚住と赤木のライバル関係は単なる敵対ではなく、互いに認め合うものでもありました。試合が終わるとお互いの健闘をたたえ合い、最強王者・山王戦では、魚住も観客席から赤木を応援しています。

『魚住と赤木』。2人のライバル関係は高校バスケットボールの枠を超えたものとなり、試合だけでなく精神面でも互いを高め合う存在となっています。

山王戦で魚住が赤木へ送った「お前は鰈(カレイ)だ、泥にまみれろよ」という言葉は、ライバルとしてのエールであり、2人の関係を象徴する印象的なシーンとなっています。

スラムダンク 魚住純の名言や映画での登場シーン

スラムダンク 魚住純の名言や映画での登場シーン
出典 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式より

ポイント

・魚住純の『名言3選』

・板前・魚住純のかつらむきシーン

・映画版スラムダンク 山王戦での魚住は客席のどこ?

・魚住純の声優は?

魚住純の『名言3選』

魚住純の『名言3選』
画像出典:新装再編版12巻より

魚住純は、チームを支える縁の下の力持ちとしての役割を果たしながらも、作中では名言をいくつも残しています。ここでは、彼のキャラクターを象徴する名言を3つ紹介します。

この言葉は、魚住が自身のプレースタイルを受け入れ、チームのために尽くすことを決意した瞬間を象徴しています。陵南高校には仙道彰という天才プレイヤーがいるため、魚住は得点を狙うよりも、仲間を活かすことに徹しました。「俺が30点も40点も入れる必要はない」という考えは、チームバスケットの本質を理解したプレイヤーならではの発言です。

山王戦で赤木剛憲が実力を発揮できずに苦しんでいた際、魚住が放った一言です。赤木は相手のエース河田雅史のプレーを意識しすぎて、自分の本来のスタイルを見失っていました。

そこで魚住は、「華麗な技を持つ河田は鯛(タイ)。お前は鰈(カレイ)だ。泥にまみれろよ」といいます。これは、赤木が目指すべきスタイルを思い出させる大事な助言となり、彼をふるい立たせるきっかけになりました。

これは、「あれから10日後」完全版に収録されているシーンです。引退後にバスケ部をおとずれた際、仙道彰が練習をサボって海釣りをしていたことに対していい放った言葉となります。

魚住は部を引退したあと、バスケがしたくてウズウズしていました。そんな中、現役の仙道がサボっているのを見て怒りのまま思わず叫んだ場面でした。

しかし、バスケットボールをやめて板前として修行を始めた魚住ですが、後輩たちのことは今でも気にかけています。

>>コチラの記事では、廃校となった神奈川県立三崎高校で行われた幻のイベント『あれから10日後』をくわしく書いていますのであわせてご覧ください。【桜木花道 その後の展望:「あれから10日後」の世界】

魚住純の名言は、彼の性格や成長をあらわす言葉ばかりです。試合中のはげしい感情の起伏、チームを支える精神的な強さ、そして仲間への深い愛情。これらが彼の言葉には詰まっています。

板前・魚住純のかつらむきシーン

板前・魚住純のかつらむきシーン
画像出典:新装再編版18巻より

魚住純は、引退後に家業である料理の道に進み、板前としての修行を始めます。そんな彼が全国大会の湘北対山王戦の観戦中に披露したのが、印象的な「かつらむき」のシーンです。

試合中、赤木は山王の河田雅史に圧倒され、普段のプレーを発揮できずにいました。焦るあまり自分本来のプレースタイルを見失い、無理に華麗なプレーをしようとしてミスを繰り返していたのです。

そんな彼を見かねた魚住は、板前姿のまま観客席から降り、大根を取り出して「かつらむき」を始めます(いつも大根を持ち歩いているのか!?)。

この行動の意図は、赤木に「自分の役割を理解し、泥臭く戦え」というメッセージを伝えることでした。魚住は、河田のような華麗な技を持つ選手を「鯛(タイ)」に例え、赤木には「お前は鰈(カレイ)だ。泥にまみれろよ」と言い放ちます。

試合会場では、突然包丁と大根を持ち出した魚住の行動におどろき、彼を不審者扱いする観客やスタッフもいました。魚住は、警備員につれていかれましたが、去る直前に赤木へ伝えた言葉は、彼のプレーを変える大きなきっかけとなります。

普段は熱くなりやすい彼ですが、ユーモアを交えながら的確なアドバイスを送る一面も持っています。板前としての道を歩み始めた彼だからこそ生まれた、ユニークで印象的なエピソードとなりました。

映画版スラムダンク 山王戦での魚住は客席のどこ?

映画版スラムダンク 山王戦での魚住は客席のどこ?
出典 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式より

映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、原作と同じく「湘北 対 山王戦」の観戦におとずれた魚住の姿が描かれています。しかし、試合がメインの作品であるため、「観客席をよく観たらたしかにいるぞ」くらいにしか写っていません。

そのため、「映画では魚住はどこにいるの?」と疑問に思った人が多いでしょう。

魚住が登場するのは、雨が降った後のシーンからです。これは、原作でも同様の演出があり、湘北の応援席に遅れて到着する様子が描かれています。

映画では、湘北ベンチの後方に座っているシーンが何度か映し出されており、その中には彼が松井さんの前にどっしりと座る場面もあります。

また、試合の終盤、桜木花道が背中の負傷で倒れた際には、心配するように魚住が立ち上がる姿が映っています。このとき、周囲の観客がざわつき始め、よく見ると海南の選手たちがうっすら映り込むシーンもあります。

さらに、赤木が試合中に奮闘するシーンでも、魚住は客席で見守っています。原作では大根のかつらむきをしながら赤木を励ます印象的なシーンがありましたが、映画ではこの場面はカットされています。

それでも、彼の存在はしっかりと確認できるので、映画を観る際には注意深く探してみてはいかがでしょうか。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』 STANDARD EDITION【Blu-ray】(早期予約特典なし) [ 井上雄彦 ]

魚住純の声優は?

魚住純のキャラクターボイスを担当しているのは、**岸野幸正(きしの ゆきまさ)**さんです。彼は低音で重厚感のある声を持ち、魚住の迫力あるキャラクターを見事に演じています。

岸野幸正さんは、アニメや吹き替えなど幅広いジャンルで活躍する声優です。特に低音の響きが特徴的であり、威厳のある役柄や渋いキャラクターを多く担当しています。

魚住純というキャラクターは、大柄で威圧感がありながらも情に厚い一面を持つため、その声質と演技力がピッタリと合っていました。

アニメ版『スラムダンク』では、魚住が試合中に感情を爆発させるシーンが多くあります。特に海南戦での審判への抗議や、赤木との激しい対決では、岸野さんの迫力ある演技が際立っていました。

また、試合後に悔しさを滲ませる場面では、感情を抑えながらも内に秘めた想いを表現する繊細な演技も見られます。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、魚住が声を発するシーンはなかったため、岸野さんがふたたび魚住役を担当することはありませんでした。しかし、アニメ版での演技は多くのファンに強く印象を残しており、魚住純のキャラクター像を確立する重要な要素となっています。

岸野幸正さんが演じた魚住純は、ただの強面なキャプテンではなく、努力家であり、仲間想いの人間味あふれるキャラクターとして表現されています。

その声があったからこそ、多くのファンが魚住純という人物に魅力を感じたのではないでしょうか。

スラムダンク 魚住純の魅力・まとめ

まとめ

☑️陵南高校バスケ部の主将を務めた精神的支柱

☑️身長202cm・体重90kgの規格外の体格を持つ

☑️チームのために仲間を支えるプレースタイルを貫く

☑️監督の田岡に諭され、努力で成長した選手

☑️赤木剛憲とは神奈川屈指のライバル関係を築いた

☑️感情的になりやすく、海南戦で退場したこともある

☑️「ボス猿」「ビッグ・ジュン」などのあだ名を持つ

☑️湘北戦での敗北を機にバスケを引退し板前の道へ

☑️板前姿で「かつらむき」を披露し赤木を鼓舞した

☑️名言「お前は鰈だ、泥にまみれろよ」が印象的

☑️仙道彰にキャプテンを託し、引退後も後輩を見守る

☑️映画版では客席に登場するが出番は限られている

☑️声優は岸野幸正が担当し、迫力ある演技が特徴的

関連記事
【スラムダンク】のキャラ紹介 海南の牧 陵南の仙道 翔陽の藤真


スラムダンクの楽しみ方

スラムダンクは、バスケットボール漫画の名作として今なお多くの人に愛され続けています。また、その高い人気にともなって、多くのコミックやグッズが発売されており、楽しみかたも様々です。

  • コミックの購入
  • 井上先生描き下ろしのイラスト集
  • 映画のBlu-ray、レンタルや購入
  • VODでアニメ視聴

一方で楽しみかたが多いために、人によってはどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。

以下のページではスラムダンクを楽しむために、漫画家イラスト集などをわかりやすくまとめています。

【スラム ダンク】をあなたの好きな形で楽しもう。漫画・アニメ・映画・グッズの一覧紹介!

スラムダンクの漫画・映画・イラスト・グッズについて詳しく知りたい方は、ぜひ記事をご覧ください。自分にぴったりの楽しみ方が見つかるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA