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この記事は、スラムダンクの最終回と読者の反応、そしてその後の未来を描いた『あれから10日後』について徹底解説しています。
- スラムダンクの最終回の内容と湘北のその後を知れる
- 最終回が「ひどい」と言われる理由が分かる
- 流川と桜木のハイタッチの意味を理解できる
- 『あれから10日後』のキャラの未来を知れる
『スラムダンク』の最終回は、今なお多くのファンの間で語りつがれる伝説的な終わり方となっています。湘北高校は山王工業戦に勝利したにもかかわらず、つづく3回戦の愛和学院戦にウソのようにボロ負けしました。
その試合の描写が一切なく、とつぜん物語が終わったことでおどろいた読者も多いでしょう。しかし、流川と桜木のハイタッチをはじめ、感動的なラストシーンが描かれたことから「これ以上ない最終回だった」という意見が大多数です。
一方で、一部のファンの間では「ひどい」と感じる声もあり、その終わり方については賛否が分かれています。
本記事では、スラムダンクの最終回を徹底解説し、なぜこのような終わり方になったのか、そして『あれから10日後』という特別エピソードはどのようにして生まれたのかを詳しく紹介していますのでぜひご一読ください。
スラムダンクの最終回は最高の終わり方だった

ポイント
・漫画の最終話を解説
・桜木花道の病名は結局なに?
・桜木は最後のシュートで何て言った?
・桜木と流川のハイタッチ
・なぜこのタイミングで完結したのか
・読者の感想を紹介
・「ひどい」と言われる理由
漫画の最終話を解説

『スラムダンク』の最終話は、インターハイ2回戦の山王工業戦後の湘北高校の様子が描かれています。試合後、桜木花道は負傷し、他のメンバーも疲弊していたことから、次の愛和学院戦で大敗を喫しました。
愛和学院との試合の描写はなく、読者には結果のみが伝えられます。その後、湘北のメンバーはそれぞれの道を歩み始め、赤木剛憲や木暮公延は引退、宮城リョータは新キャプテンに就任したのです。
物語の締めくくりとして、桜木がリハビリに励んでいる様子が描かれます。晴子からの手紙に「文通♡」とよろこんでいるシーンが印象的です。
この最終話は、多くの読者にとって唐突な終わり方と受け取られました。特に、山王工業戦後の湘北の敗戦が描かれず、あっさりと3回戦敗退が伝えられたことにおどろいた人も多かったでしょう。
桜木花道のその後、病名は結局なに?

桜木花道が山王工業戦で負ったケガについて、作中では「選手生命に関わる」とだけ言及されており、具体的な病名は明かされていません。しかし、医学的な観点から考察すると「脊椎分離症」または「圧迫骨折」の可能性が高いとされています。
試合中、桜木はムリな体勢でルーズボールに飛びこみ、背中を強打しました。その後、試合には復帰しましたが、動くたび「ピキッ」という音とともにはげしい痛みを感じる描写があります。
これは、脊椎の関節突起が分離し、神経に触れることで生じる痛みと考えられます。さらに、試合終盤には動作時に強い痛みが伴う様子も描かれており、背骨への大きなダメージがあると推測できます。
リハビリシーンでは、桜木はまだバスケットをプレーできる状態ではなく、リハビリに取り組んでいる様子が描かれています。
完全な復帰には長期間の治療が必要とされるケガですが、桜木は持ち前の精神力で「天才ですから」と、復帰にむけて迷いのない言葉をのこしていました。
桜木は最後のシュートで何て言った?

スラムダンクのクライマックスである山王工業戦。桜木花道は流川楓からのパスを受けて決勝シュートを放ちました。その際、桜木が口にした言葉は「左手はそえるだけ」です。
桜木は作中で赤木剛憲からジャンプシュートの基本を教わっており、その際に「左手はそえるだけ」と指導されていました。
全国大会前には安西先生の指導により、2万本ものジャンプシュートを打つ特訓をしており、その際も「左手はそえるだけ」と意識していたのでしょう。
試合の最後の場面で桜木がこの言葉をつぶやいたことは、彼が基礎を徹底的に身につけ、試合の最もだいじな場面でその成果を発揮したことを示しています。
努力がみのり、ブザービートで逆転シュートを決めたこのシーンは、スラムダンクをあらわす名場面となっています。
桜木と流川のハイタッチ

桜木花道と流川楓は、作中では同じチームでありながらライバル関係にありました。互いに反発し合いながらも、高め合う関係性が描かれています。
そして、山王工業戦のラスト、決勝シュートが決まった直後、桜木と流川は無言で力強くハイタッチを交わします。
このハイタッチは、二人の関係性が大きく変化した瞬間でしょう。試合中、流川は桜木にパスを出し、桜木もそれを受けシュートを決めました。
バスケのスキルでは大きくリードしていた流川が土壇場で桜木を認め、信頼したからこそ生まれたプレーであり、結果として勝利をつかみました。
このシーンはスラムダンクの名場面の一つとして多くのファンに語り継がれています。感情を言葉にせず近づいた二人の静かなやり取りから、一気に感情を爆発させたハイタッチは作中でトップクラスの感動シーンです。
なぜこのタイミングで完結したのか

『スラムダンク』が完結した理由については、作者の井上雄彦氏自身が「山王戦以上に面白い試合は描けない」と語っています。この発言からも分かるように、物語のクライマックスである山王工業戦が、作品のピークとして最適な終着点だったと考えられます。
一般的なスポーツ漫画では、主人公たちが全国制覇を成し遂げるまでが描かれることが多いですが、『スラムダンク』では湘北がインターハイ3回戦で敗退する形で終わります。
また、アニメ版と原作漫画では最終回のタイミングが異なります。アニメはインターハイ直前のオリジナルストーリーで終了しましたが、これは放送期間や制作スケジュールの影響によるものと考えられます。
一方で原作は、井上雄彦氏の意向によって「山王戦で終わるべき作品」として完結しました。
こうした理由から、『スラムダンク』はあえてインターハイの途中で終わり、読者に強い余韻と想像の余地を残す形となったのです。
読者の感想を紹介

『スラムダンク』の最終回について、読者の間では賛否が分かれています。

「山王戦での盛り上がりが最高だったので、この終わり方は納得できる」

「あれ以上の試合を描くことは難しかった」

「負けることも含めてリアルなバスケットの厳しさが表現されていた」
上述のようにポジティブで肯定的な意見が大多数です。特に、山王戦の終盤で流川と桜木が見せたプレーやハイタッチのシーンに感動した読者が多く、「これ以上ない名ラストだった」と評価する人も少なくありません。
一方で、ネガティブな感想としては以下のような意見があります。

「愛和学院戦が描かれずに終わったのは消化不良」

「唐突すぎる終わり方」「インターハイでの湘北の活躍をもっと見たかった」
特に、愛和学院戦がまったく描かれずに敗退が語られるだけだった点に不満を感じた読者も多く、突然の最終回に戸惑ったという声もあります。
それでも、『スラムダンク』の最終回はスポーツ漫画史に残る名シーンとして語り継がれ、多くのファンにとって特別な作品といえるでしょう。
「ひどい」と言われる理由

『スラムダンク』の最終回が「ひどい」と言われる理由は前述したとおり、物語の終わり方があまりにも唐突だったことが挙げられます。
また、漫画の最終話では、これまで湘北を支えてきた赤木や木暮が引退し、バスケ部の新体制がスタートする様子が描かれました。
しかし、それぞれのキャラクターの未来が断片的にしか語られず、読者の想像に委ねられる形となったため、「もっと続きを見たかった」と感じた人も多かったようです。
アニメ版についても、インターハイ前の練習試合で終了するという構成だったため、「試合のクライマックスを見たかった」「山王戦をアニメでやってほしかった」という不満の声が上がっています。
制作の都合上、全国大会編まで進めることができなかったこともあり、アニメの最終回には物足りなさを感じる人が少なくありませんでした。
こうした点から、『スラムダンク』の最終回は「ひどい」と評価されることもありますが、作者自身が意図して決めた終わり方であり、後に続編が描かれなかったことも、この作品の特別な価値を生み出しているとも言えるでしょう。
スラムダンク 最終回のあと・10日後の物語

ポイント
・湘北メンバーの10日後
・他チームの10日後は?
・『あれから10日後-』完全版とは何?
・物語の続きはある?|未来を考察
湘北メンバーの10日後

『スラムダンク』の最終回後、湘北メンバーのその後を描いた短編作品『あれから10日後』では、各キャラクターがどのような道を歩んでいるのかが明かされています。
桜木花道はリハビリに励み、晴子に手紙を送るほどの余裕を見せながらも、「次に行くのは俺だ」とNBAへの挑戦を思わせる発言をしています。一方、流川楓は英語のリスニングをしながら自転車に乗る姿が描かれ、海外でのバスケット留学を視野に入れていることが伺えます。
赤木剛憲と木暮公延は引退後もバスケットへの未練を抱えつつ、日常生活に戻ろうとしています。特に赤木は「バスケがしたい」という思いを断ち切れずにいる様子が描かれています。
また、宮城リョータは新キャプテンとして湘北を率いる決意を固め、三井寿は冬の選抜大会に向けてシュート練習を重ねています。他のメンバーもそれぞれ新たなスタートを切っており、バスケットボールとともに成長を続けていることが伝わる内容になっています。
この短編は、物語が完結した後の湘北メンバーの姿を描くことで、読者に「その後の未来」を想像させる余韻を残しました。『スラムダンク』が単なるスポーツ漫画ではなく、キャラクターたちの成長や人生を描いた作品であることを改めて感じさせるエピローグとなっています。
他チームの10日後は?

『スラムダンク』の最終回後、湘北だけでなくライバルチームのメンバーもそれぞれの道を歩んでいます。『あれから10日後』では、海南大附属や翔陽、陵南、さらには山王工業の様子も描かれ、彼らがどのように次のステージへ進もうとしているのかが分かります。
海南大附属
海南大附属では、エースの牧紳一がサーフィンをしている様子が描かれています。清田は愛犬の散歩を、神は黙々とランニングしている様子があります。
インターハイで全国制覇を逃した海南がどのようにその悔しさを乗り越えていくのかも気になるところです。
翔陽高校
翔陽高校では、キャプテンの藤真健司がヒゲを生やすなど新たな姿を見せ、冬の選抜大会に向けて意気込んでいます。
花形透はメガネの形を変えたり、長谷川一志も髪型をボウズにしたりと変化を見せており、チーム全体が次の大会に向けて何かを変えねば、と変化している様子がうかがえます。
陵南高校
一方、陵南高校では、仙道彰が新キャプテンとしてチームを引っ張るかと思いきや、釣りに行ってしまうという展開が描かれています。
そのため、引退した魚住純が代理キャプテンを務めることになり、チーム内で新しいリーダーを模索する動きが見られます。
山王工業
山王工業では、敗戦を受けてそれぞれが新たな決意を固めています。エースの沢北栄治は海外挑戦を目指し、飛行機の中で英語の勉強を始めています。
この姿は、流川楓が英語のリスニングをしていたシーンとも重なり、ライバルたちがそれぞれ次のステージを目指していることが感じられます。
このように、『あれから10日後』では、湘北だけでなく他チームのメンバーの成長や変化も描かれており、読者にさらなる想像を膨らませる余地を与えています。
『あれから10日後-』完全版はいつのイベント?

『あれから10日後』は、2004年に『スラムダンク』の累計発行部数が1億冊を突破したことを記念して描かれた特別作品です。
作者の井上雄彦氏が、「読者に感謝の気持ちを伝えたい」と、廃校の黒板にチョークで描いたもので、湘北高校のメンバーを中心に、それぞれの「10日後」の様子が綴られています。
舞台となった高校は、神奈川県にある県立三崎高校で、当時すでに廃校となっていた学校です。作者の井上雄彦氏は、23枚ある黒板に2日間かけ、たった一人で「あれから10日後」を描き上げました。
3日間だけ行われたこのイベントは「スラムダンク一億冊感謝記念・ファイナルイベント」と題され、計5千人ほどが訪れたようです。
今のようにSNSが発達した時代ではなかったため、コアなファンのみ訪れたと予想されます。しかし、このイベントの驚くべきポイントはその運営方法です。
井上雄彦氏が書き上げた23枚の黒板の前には、イタズラを防止する警備員は1人としていませんでした。それどころか注意書きもなく、黒板消しもそのまま置かれていたのです。
井上氏は「警備員や注意書きは場の雰囲気に合わないから」とあえて何もしないことを判断したようです。イベント後、井上氏はこう語っています。
- 井上雄彦氏の言葉
- 「黒板にチョークで描いた絵は物理的には誰でも簡単に消せたはず」
「1日目が終わり、2日目が終わって、そして最終日が終わってもついにワク線の1ヵ所すら消されることはなかった」
「ロープを張ったり、近寄らないでの貼り紙をしないで良かった、していたら僕らの負けでした」
「きっと大丈夫だと直球を投げてよかった。見事なまでの直球をみんなが返してくれました」
この3日間は、後に幻のイベントと言われ、23枚の黒板に描かれた絵を完全収録されたものが『あれから10日後-』完全版なのです。
この『あれから10日後』は、『スラムダンク』という作品が持つ「その後の人生は続く」というメッセージを伝えるものとなっています。最終回で感じた余韻をさらに深める内容となっており、多くのファンにとって貴重なエピローグとなっているでしょう。
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物語の続きはある?|未来を考察

『スラムダンク』の正式な続編は現在のところ存在しません。しかし、読者の間では「もし続編が描かれるとしたら?」という考察が長年続いており、桜木花道や流川楓の未来に対する期待は尽きることがありません。
『あれから10日後』では、桜木花道はリハビリに励みながら、「次に行くのは俺だ」とNBA挑戦を意識しているような発言をしています。これを踏まえると、桜木が本格的にバスケットボールを続け、国内で活躍するか海外へ挑戦する未来も考えられます。
また、流川楓はすでに英語のリスニングを始めており、海外留学を視野に入れていることが示唆されています。もし続編があるとすれば、流川が海外でどのように成長していくのかが描かれる可能性があります。
三井寿は冬の選抜大会で目立つことで大学の推薦を狙っており、その後の進路が気になるところです。宮城リョータは新キャプテンとしての手腕が試される時期に入っており、新生湘北がどのような戦いを見せるのかも、続編のテーマになり得るでしょう。
しかし、井上雄彦氏は「山王戦を超える試合は描けない」として物語を終えています。そのため、続編が描かれる可能性は低いと考えられます。ただし、2022年に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』のように、新たな視点から物語が再び描かれる可能性はゼロではありません。
続編の可能性は低いものの、『スラムダンク』の物語は読者の中で生き続けています。それぞれのキャラクターがどのような未来を歩むのか、今後もファンの間でさまざまな考察が続いていくでしょう。
スラムダンクの最終回を解説・まとめ
まとめ
☑️最終回はインターハイ2回戦の山王工業戦後の湘北を描いている
☑️湘北は3回戦で愛和学院に敗退し、試合の描写はない
☑️桜木花道は負傷し、リハビリに励む姿が描かれる
☑️晴子との手紙のやりとりが、桜木の前向きな姿勢を表している
☑️宮城リョータが新キャプテンとなり、湘北の新体制が始まる
☑️作者の井上雄彦は「山王戦以上の試合は描けない」と語っている
☑️読者の間で、最終回は唐突すぎるという意見もある
☑️逆に、山王戦がピークだったため良い終わり方だったという声もある
☑️アニメ版の最終回はインターハイ前のオリジナルストーリーで終わる
☑️桜木のケガは「脊椎分離症」や「圧迫骨折」の可能性が高い
☑️「左手はそえるだけ」の言葉が、桜木の努力を象徴している
☑️流川とのハイタッチは、ライバル関係の変化を示している
☑️『あれから10日後』で各キャラクターの未来が描かれている
☑️流川は英語の勉強を始め、海外進出を視野に入れている
☑️物語の正式な続編はないが、映画で新たな視点が描かれた
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スラムダンクは、バスケットボール漫画の名作として今なお多くの人に愛され続けています。また、その高い人気にともなって、多くのコミックやグッズが発売されており、楽しみかたも様々です。
- コミックの購入
- 井上先生描き下ろしのイラスト集
- 映画のBlu-ray、レンタルや購入
- VODでアニメ視聴
一方で楽しみかたが多いために、人によってはどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。
以下のページではスラムダンクを楽しむために、漫画家イラスト集などをわかりやすくまとめています。
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